インターネットを使いお客さんと直接やり取りをする農家が増えています。「鮮度の高い、美味しい野菜を食べてもらいたい」そんな農家の思いを届けるためには梱包の仕方が大切です。野菜の味や品質は常温と冷蔵で変わってきます。基本的には冷蔵便での発送が適しています。野菜の呼吸量や蒸散量を抑えるためです。野菜は呼吸量や蒸散量が増えると劣化が進みやすくなるといわれています。また、鮮度を保つためにも通気性の良い梱包資材を選ぶことが大切です。高密度のポリエチレンのポリ袋やボードン袋、新聞紙などの使用がおすすめです。段ボールを使用する際には、ほうれん草などの比較的軽い野菜は両面段ボール、米や果物など重さのあるものは複両面段ボールを選ぶのが良いでしょう。発送する野菜に適した梱包資材を選び、採れたての味を届けましょう。