ビーチクリーンなどと言って、海辺のゴミ拾いを行う団体などの活動風景を見ておりますと海洋におけるプラスチックゴミ問題が私たちの暮らしの中に大きな問題点を投げかけているようにも感じます。海辺に落ちているプラスチックゴミを拾う中で、皆さんもきっとご自身の日常生活を省みなくてはならない現実を知らされるのではないでしょうか。海洋に浮遊しているプラスチック包装の残骸や街ゴミの代表格でもあるレジ袋などを、エサと思い込み誤って飲み込んでしまう海洋生物たちの姿は、世界的にも SNS などを通じて配信されておりますが、そのような世界規模で起こっているプラスチックゴミ処理問題に対してオープンなマインド持つことが、何よりも今後の課題を乗り越えていくために私たちに必要となるのかもしれません。自然界に起きている状況から目を反らさない姿勢が、今後の明るい未来を築くための礎ともなるでしょう。便利で快適な暮らしは誰にとっても捨てがたいものではありますが、一日一回でも地球環境にとって優しい行動を取ることができる一個人としてのあり方を考えていきたいなどと思いをめぐらせます。海辺の近くにお住まいの方にとっては、ビーチクリーンは何よりも自然界からのメッセージをダイレクトに受け取る良い機会となるのではないでしょうか。ある日のニュースを眺めながらそんな事柄が脳裏をよぎりました。
