猛暑の夏の季節には欠かすことのできないペットボトル入りのドリンク類は、日本の主な都市では最も簡単に手に入る飲料水ですが、その硬くで軽くて便利なボトルは、飲み物を飲み終えたのちには「ごみ」となってしまいます。
自動販売機などでも気軽に購入できるペットボトル入りの飲料水容器のリサイクルは、自治体などで個々にリサイクル回収が試みられておりますが、まだまだ未回収のまま「ごみ」として廃棄されているペットボトルもあるようです。
ペットボトルの回収は、透明な本体部分とキャップ、ラベルなどの包装部分に分類されることで、再資源化が行われています。
液体の商品を詰め込む容器として幅広く用いられているペットボトルですが、石油由来の原料を使用していることから、土壌や海洋においても微生物による分解が進まず、半永久的にペットボトルのまま残されてしまうようです。
燃えるごみとして焼却すると高熱を発することで焼却炉が起きなダメージを受けてしまうなどとも言われております。ペットボトルの再資源化はバラエティ豊富であり、優れた繊維品が生れるとも言われています。
各自、所属されている自治体の指定する内容に従って、ペットボトルのリサイクルの回収を行っているとは思われますが、ペットボトルの中身は洗浄することが基本であります。容器の内部が汚れておりますと質の悪い再資源化となってしまうそうです。また洗剤などで中身を洗浄する方もいらっしゃるかもしれませんが、洗剤が容器のなかに残ってしまうことは、かえってリサイクルの質を落し兼ねないそうですので、リサイクル回収の際には、基本はお水やお湯で本体内部をキレイに洗浄いたしましょう。
また、ペットボトルに包装されているセロファンのようなラベルなども回収前に取り除いておくことは基本中の基本となります。皆さんのひと手間でリサイクルは、上質な資源として生まれ変わるのです。