氷河の里と地球 

地球全体の気候変動は、食物の収穫高などに大きな影響を与える事から、大規模な食料難のおそれ、豪雨による相次ぐ住居地への災害被害など、その他にも、気温上昇による感染症や、食中毒の多発などをはじめ、多くの人々を巻き込む社会問題へと発展し兼ねません。温暖化対策としての温室効果ガスの削減が行われないままの状態では、ヒマラヤの氷河が、2100年までに3分の2ほど融解する恐れがあるという報告が出されているようです。北極、南極に続き、相次ぐ氷河の融解の加速化が懸念されています。ヒマラヤの氷河は、ガンジス川、メコン川、黄河、インダス川などの重要な水源地とされ、その水脈源となる氷河の融解問題は、世界的規模での経済影響や死活問題を生みかねないとし、早急な対応が求められています。チベット高原の永久凍土では、幻のきのこ冬虫夏草の宿主となる、オオコウモリガの生息地でもあります。地球の変化は、その星に生きる生物たちの変化でもあるのです。氷河を失う事で、自分たちの住む里を失う生物たちのように、私達人間も、住まう場所、地球という里を失ってしまう日が来るのでしょうか。

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