皆さんは、森や山奥の雑木林の木々から、「パン」の匂いがする事を知っていますか?

厳密には、木々から「パン」の匂いがするのではなく、木々の樹液から「パン」と同じ成分の匂いがしているのです。

では、「パン」の匂いとは、どのような匂いでしょうか?パンの主な匂いは、「酵母菌」であるとも言えます。木々の樹液の中には、多くの「酵母菌」が、暮らしているので、時折、パンの匂いの様な「酵母」の匂いがするのです。

「酵母菌」は、私達、人間の暮らしには欠かす事のできない「菌類」です。

「酵母菌」がある事で、「ワイン」「ビール」「日本酒」「パン」などが作られているのです。酵母菌は、それぞれの原料に含まれる「糖」を食べる事で、分解を行う事で発酵し、アルコールが生まれます。そのようなしくみを、うまく利用しながら、私達人間は、それぞれを、熟成させたり、窯で焼いたりする事で、美味しいワインやビール、パンを作り出せるようになったのです。

「酵母」の力なくしては、私達の豊かな食生活が、生み出せなかったといっても過言ではないかもしれません。「酵母」は、いった何だろうと思うかもしれませんが、「酵母」は、地球上のあらゆる場所にいる「菌類」です。

「酵母」は、「きのこ」や「カビ」の仲間なのです。

皆さんも、「君は、単細胞だなぁ」などと言われた経験はありますでしょうか?

「酵母菌」は、「単細胞」である「菌類」です。多くの「菌類」は、「菌糸」が本体であるのですが、「酵母」は、「菌糸」がより、単純化され進化したものだと考える人々もいるようです。こんなに世の中の為になっている「酵母」=「単細胞」の存在を知ってしまうと、人々が語る「単細胞」の真意は、人の役に立つ働きものだというような褒め言葉であったのかもしれないと思ってしまいますよね。